第13章 呼吸についての記録帳 (参)
伍ノ型・炎虎……
攻撃に特化した型。
※師範との特別稽古にて、私は水の呼吸の生生流転で対抗した。
けれど、あまりにも強力な技だった為、全く歯が立たなかった。
弾き飛ばされた時、着地が上手く行かずに右足をひねった事があり。
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玖ノ型・奥義 —— 煉獄……
奥義に相応しい型。
一応取得はしたけど、私はまだまだ発展途上。心を最大限に熱く燃やさないと放てない型のように思う。
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壱ノ型・改 —— 不知火・連(しらぬい・れん)……
不知火の2連撃。師範に簡単に見切られたので、まだまだ改良が必要。
どれだけ経験を積めば、師範のように強くなれるんだろう……?