第41章 呼吸についての記録帳 (捌)
漆ノ型・紅蓮業火(ぐれんごうか)
私、七瀬が新たに思いついた炎の呼吸の型。
手順……
反時計周りに体の前で円を描くように太刀を回すと、グワッと激しく燃え上がる炎の輪が現れる。そこからその輪を押し出すように太刀を突き出す。
※ (弐ノ型・昇り炎天、ヒノカミ神楽・碧羅の天)
この2つから着想を得た。最後に突く動きを入れたのは陸ノ型→漆ノ型、と連撃で使用する事が出来るかもしれないと思った為。
※陸ノ型と同じく、まだまだ改良が必要。自分が1番得意の型(昇り炎天)から考えついたので、この型も私は使いやすいように感じる。
※杏寿郎さんが使用した所はまだ見た事がないが、確実に自分より威力が上なのは間違いない。
頑張れ……私。