第36章 3日分の炎 ✳︎✳︎ +
「む?」
「どうしたんですか?」
「いや、気のせいかもしれないが…少し大きくなった気がする」
え?本当に???
「それ、かなり嬉しいです!それで杏寿郎さん……私、前に聞いた事があるんですけど」
「ああ、どうした?」
「女の人の胸って……」
“好きな人に触ってもらうと大きくなる”
そう告げると、彼はちょっとだけ嬉しそうな表情を見せてくれた。
「良い事を聞いた。では……」
「あっ、ちょっと、もうダメですよ」
恋人は私の2つの膨らみを更に揉んでいく。包んでくれる掌があたたかく、心地いい。
ちょうど良いと言ってはくれても、やっぱり少しでも大きい方が良いのかな。それが男心と言うものなのだろうか。
「んっ……あん」
揉まれるばっかりに気を取られていると、蕾を口に含まれ、もう1つはキュっ、と親指と人差し指でつままれた。