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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】
第1章 嚆矢濫觴
桜餅、三色団子にみたらし団子、おしるこみつ豆、おまんじゅう…
テーブルいっぱいに広がる甘味たち。
目を輝かせるは、私、
ではなく…
「すご———い!おいしそうっ‼︎」
桜色のおさげを揺らす可愛い蜜摛ちゃんだ。
「こんなにいただいちゃっていいんですかっ⁉︎」
なんて、ずいぶん興奮している様子。
テーブルの向かいに座る宇髄さんは
片肘ついてにっこにこ。
私はあまりの量に絶句。
「おぅ、食え食え。派手に食いまくれ」
これはどういう状況なんだろう…。
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