第4章 初恋は唐突に
……まじか
酔ったら記憶無くなるタイプか...
「え…やばいですよね...私なんかが江口さんのお家に上がりこんでるって...」
「ぇ、やば...普通にすごい叩かれるやつ…」←小声
「...えーっと...」
「ちゃん今日は仕事無い、よね?」
「あ全然ないです!!今有給休暇中なので!!」
「有給なんだ...笑」
「はい!笑...で...私昨日...何をやらかしました...?」
「ぅ、うーん...あのね...俺もよく覚えてないんだけどね...。……超酔っ払ってた。」
「それで俺が家に送ろうとしたんだけど、花江くんが場所教えてくれてなくて...俺の家に上げたみたい...。」
「おーまいが...」
「あの〜...これやばいですよねやっぱり...」
「...」
「...」
「多分何とかなりますよね...」
「ンッフ...ちゃんが言ったら、本当に何とかなりそう笑」
「あ、すいません帰ります。ご迷惑掛けまくって、これ以上迷惑かけたくないので」
ベッドから立ち上がったものの、
「あ"やば、い」
ドテン!!
「大丈夫?!」
「...」
「ちゃん?」
「...ぁた、ま、とめ、ま...い"」
「あー...わかった。」
「つかまって」