第3章 Chandelier/リーチ兄弟
近くで見たフロイドの目は愉快そうに輝いていた。返事をするのが恥ずかしくて、フロイドの肩に額を乗せる。
肩を揺らし笑ったフロイドはユウの肩を抱き、横たわらせ、またキスを落としていく。フロイドのキスに応えていると、ベッドが軋み沈んだ。そして、太腿を優しく撫で、広げられる。濡れたショーツが外気に触れ冷たい。
「痛かったら仰ってください。」
足元からジェイドの声がした。抵抗する気力もなく、これからもたらされる快感が待ち遠しい。
ジェイドが広げた足の間から覗くショーツにあるシミをなぞると、ユウの体はピクリと反応する。薬の影響で感じやすくなった体は小さな刺激さえ取り逃してはくれない様だった。ショーツを剥ぎ取るとメスの匂いが鼻孔をくすぐった。秘部は濡れそぼり、赤く色付いていた。
「ぁ…灯りを…んっ…。」
フロイドからの執拗な口付けの合間を縫って、ユウが部屋の灯りを落とすよう訴える。
「そうですね。少し灯りを落としましょうか。」
そう言うと、ジェイドは部屋の灯りを落とした。薄暗い部屋は煌々と照らされるようもユウの姿を艶かしくさせた。
テラテラと輝く秘部は早く来いと誘っている様に見える。指を這わせなぞるとくもぐった小さな嬌声が聞こえる。反応の変化に気付いたフロイドが唇を離すと声は、はっきりとした嬌声となる。
「…ん…ぁっ…ふあっ……あぁぁ!」
特に反応と声が大きくなった蕾を擦る。強い刺激にユウは足を閉じようとするもジェイドが足の間に居るので、閉じることが出来ず、されるがままになっている。赤く腫れ上がった蕾をコロコロと転がし、撫でるとユウは腰を反らせ果てた。
「気持ちいい?」
隣に横たわったフロイドが乳房の周りを撫でながら聞いてくるのをユウは快感の波に飲まれながら見つめ返す。枕元にいた筈のグリムはいつの間にか居なくなっていた。
「もっと欲しい?」