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☆銀魂☆アオい空…*

第1章 アオい空…*





次の日、憂鬱な気分で入学式に出発した。



クラスの発表を見に、提示板へと歩みを進める。



もう高校なんてどうでも良くて…



あの人のいない世界で生きていくのが考えられなくて…



どうしても逢いたいと思ってしまう。



本当は、帰りたくなかった。



ずっとあの人と、みんなといたかった。















・・・・・・・・・戻りたい。




流れ落ちる涙に気づき、振り払うように頭をぶんぶんと横に振る。



忘れよう。そう心に決めたじゃないか。



ただ、最後にこれだけは届いて。





あたたかい皆が大好きでした。




青く清みきった大空へと笑顔を飛ばすと、ずっと言えなかった言葉を心の中で呟いた。



きっと、届くと信じて…












新しい教室に着くと深呼吸をして、気分を落ち着かせる。



上を見上げれば学年と組が分かりやすいように、大きく書かれた紙が貼られていた。

























1年Z組。




さぁ、新しい毎日を始めよう。










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