• テキストサイズ

ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第23章 ※愛し方



そう言われて浅い息を繰り返しながら目を開くと、杏寿郎が手を引いて桜の上体を起こす。




杏「ほら、見えるか。」



「わ……。」




見ると杏寿郎のモノは入りきってはいなかったが、確かに桜と繋がっていた。

桜も杏寿郎もそれを確認すると、ただただ満たされたように幸せそうな顔で微笑み合う。


しかし、杏寿郎の胸に顔を埋めると桜は少しだけ複雑そうな表情になった。




(私の体は杏寿郎さんの全部を受け入れられなかったんだ…。)




そう思っていると頭に口付けを落とされ、パッと杏寿郎を見上げる。


心底嬉しそうな空気を纏った杏寿郎は、桜の頬を包むと愛おしそうに見つめて目を細めた。




杏「堪らない幸福感だ。桜、よく頑張ったな。痛かっただろう。女性は繰り返しすると気持ち良くなるそうだ。」



そう言って桜に優しく口付けをすると額をくっつける。



杏「それまでは辛抱してくれ。肩は何度噛んでも構わない。好きに使うといい。」




「は、い………。」




桜は杏寿郎の優しく燃える瞳を見ながら、自身の心に不安があまりない事に驚いていた。




(まだ完全に痛みが消えたわけじゃないのに…怖いって気持ちよりも満たされた気持ちで胸がいっぱいになってる……。)




/ 2679ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp