第4章 インターハイ
「ただいま戻りましたー!」
リコ「りおちゃん連れてったの誰よー!
大丈夫だった??」
頷くと頭を撫でられた。
パンは1年が最初に食べることになり
まずはりおと影の薄さでパンを取った黒子が食べることとなった。
パクッ
黒子「これは…!めっちゃ美味しいです」
「うお!?こんな幸せそうな黒子初めて見た!!りおは?」
「おっ美味しい!」
りおは顔を綻ばせてもぎゅもぎゅとたべていた。
(なんか小動物みたい…!)
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ある日の放課後練習
あと3週間ほどで
全国大会都予選が始まる。
そこで1回戦の偵察に行っていたリコが
不機嫌そうに帰ってきた。
日向「機嫌悪いな…強いのか相手?」
リコ「やっかいな選手がいるのよ
まずは写メを見て」
これは…!!
リコの携帯に写し出されたものはりおの寝顔だった。
りお「!?ちょ…ちょっと消してください!
って言うかいつの間に撮ったんですか!?」
伊月「監督~これ後で送っといてー」
リコ「この前休み時間、
たまたま1年校舎に行った時ね~
あっごめん、話逸れた。次のページ!」
日向が右のボタンを押し写真を見た。
リコ「名前はパパ・ンバイ・シキ
身長200cm、体重87㎏
セネガル人の留学生よ」
「「でか!!」」
しかし名前が紛らわしいということで
黒子が「お父さん」と名付けた。
そんな身長の高いお父さんと戦う為に
火神と黒子は別メニューとなった。
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時が流れるのは速く、
予選本番である5月16日
リコ「よし!みんな揃ったわね」
日向「行くぞ!!」
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1回戦…
黒子が子供呼ばわりされたり、火神の
ジャンプ力が急激に伸びたりと
色々あったが
67:79で勝った。
2回戦,3回戦も順調すぎるほどに突破していった。