第3章 黄瀬涼太との再会
誠凛バスケ部一同はリコの悪魔的な考えから、
4kgの超大きいステーキを食べることになってしまった。
水戸部がクラっとする程
普通の人は食べきれない量だった。
黒子「…すみません。ギブです。」
そういった黒子はステーキの10分の1も食べ切れていなかった。
皆が食い逃げを覚悟した時
火神「いらないなら貰ってもいいっすか?」
結局、残った物は全て火神が食べることになった。
「「火神ありがとう!!」」
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一方黒子は苦しくなり、風に当たろうと外に出て、それにりおは着いて行っていた。
そこで、帰宅途中だった黄瀬と会った。
黄瀬「ちょうど良かった。ちょっと話さねぇスか」
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火神が全てステーキを食べ切り、皆外に出た。
リコは嬉しそうにしていたが、
ステーキ屋の店主は大赤字なのだろう、涙を流しながら二度と来んなと叫んでいた。
リコ「じゃ帰ろっか!全員いる?」
日向「あれ?黒子は?」
伊月「いつもの事だろーどうせまた最後尾とかに…」
火神「いや…まじでいねぇ…ですよ。
りおもいないっす」
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黒子,黄瀬,りおの3人はバスケコートのある公園に来ていた。
黄瀬「…てかこうしてちゃんと話すのも久しぶりっすね。
怪我大丈夫スか?」
黒子「はい、大丈夫です。」
黄瀬「そういえば緑間っちに会ったッスよ。」
黒子「正直あの人はちょっと苦手です」
黄瀬「今日は見に来ただけらしいスわ。
それより…黒子っちにもりおっちにもフラれ、
試合も負けて、高校生活いきなり踏んだり蹴ったりスわ。
ダメ元でも一応マジだったんすよ!?」
そういう黄瀬はバスケの背もたれ部分に座り、足をぶらんとさせて頭にボールを乗せて今にも倒れそうに見える。
りお「ひっくり返るよ、危ないよ。…ごめんね」
黒子「…すみません」
黄瀬「…冗談スよ。そんな事より、話したかったのは理由を聞きたかったんスよ。
なんで、りおっちも黒子っちも全中が終わった途端姿を消したんすか?
りおっちは転校までしちゃって…」