第3章 黄瀬涼太との再会
試合も再開され早々と笠松の3Pが決まった。
そこからどんどん海常が点を積み重ねた。
黄瀬は火神と向かい合った
「…そろそろ認めたらどっスか?
今の君じゃキセキの世代に挑むとか100年早えっすわ
この試合もう点差が開くことがあっても、縮まることは無いっすよ
まずバスケは体格のスポーツ
誠凛と海常じゃあ5人の基本性能スペックが違いすぎる
唯一対抗出来る可能性があったのは君っスけど
だいたい実力はわかったっス
潜在能力ポテンシャルは認める。けどオレには及ばない。
君がどんな技をやろうと見れば俺はすぐ倍返しできる。
もう足掻いてもオレにはかてねぇスよ
ま…現実は甘くないってことっすよ」
すると、火神は大きな声で笑い始めた。
「ワリーワリー、ちょっと嬉しくてさぁ
そーゆー事言ってくれる奴久しぶりだったから
アメリカじゃそれが普通だったんだけど、日本帰ってバスケから離れたのは早とちりだったわ。ハリが出るぜまじで
やっぱ人生挑戦してナンボじゃん
勝てねぇぐらいがちょうどいい」
火神は黄瀬の弱点が黒子ということに気がついた。
「黒子っちのプレイだけは見ても無理っス。けどそれで何が変わるってゆーんすか?」
「変わるさ!次の第2Qでホエヅラかかせてやる!!」
第1Qは 誠凛27:35海常 で終わった。
インターバル中
海常側のベンチでは、武内監督の怒声が響きわたっていた。
誠凛側ベンチにて
火神は作戦をみんなに話していた。
リコ「火神君もやっと頭冷えたみたいね!」
火神「いや、俺は最初から…」
日向,伊月「「超ムキになってたよ!!!」」
りお「テツヤと大我の連携が大事だよ。大丈夫?」
火神は曖昧な返事をしたからか、黒子は火神の横腹を思い切り突いた。
黒子「黄瀬君を倒すんでしょ?」
火神「ったりめーだ!」
そうして、黒子にやり返しをした。
「ゴフッ」
「第2Q始めます。」
りお,リコ「「逆襲よろしく!!」」