第2章 誠凛高校と再会
あの後、火神,黒子,リコ,福田,降旗,河原はこっぴどく先生に怒られた。
inマジバ
火神「ちょっと大声出したぐらいであんなに怒るかよ?りおも戻っちまうし」
黒子「未遂だったのに僕も怒られました…」
火神はいつの間にかまた黒子と相席していたことに驚き、飲んでたものを吹き出した。
黒子「…あと困ったことになりました。いきなり約束を果たせそうにないです」
火神「は?」
黒子「あれから厳戒態勢しかれたらしくて、入部出来なかったらどうしましょう」
?「それはないと思うよ」
黒子が振り返ると額に汗を滲ませるりおの姿があった
りお「ねぇ大我。分かってるよね?」
火神「げっごめんって!!
あっそれより一つ気になってたんだけど
そもそもオマエ、幻の6人目なんて言われるぐらいだろ?なんで他の5人みてーになの知れた強豪校に行かねーんだ。
お前がバスケやるのには…なんか理由あんじゃねーの?
りおもだよ。なんでここを選んだ?」
黒子「…僕達がいた中学校はバスケが強かったんですけど」
火神「知ってるよムカッ」
黒子「そこには唯一無二の基本理念がありました。
それは… 勝つことが全て」
りお「……そのために必要だったのはチームワークじゃなくて、ただ「キセキの世代」が圧倒的個人技を行使するだけのバスケット。それが最強だった。
けど、そこには「チーム」なんてなかった」
黒子「5人は肯定してたけど僕にはなにか大切なものが欠落してる気がしたんです。」
火神「…でなんだよ?そうじゃないお前のバスケでキセキの世代倒しでもすんのか?」
黒子「そう思ってたんですけど…それよりこの学校で僕は君と先輩の言葉にシビレた
ぼくがバスケをやる一番の理由は…君とこのチームを日本一にしたいからです。」
りお「私はテツヤに着いて行ってその助けをしようと思った!私のせいでもあるし…」
火神「よく分かんねぇけどりおのせいではねぇだろ」
黒子「そうです。逆にりおさんが居たから繋がれた時がいくつもあります。」
火神「っていうか黒子!相変わらずそんな恥ずかしいセリフ言えんな!残りやる。ってかどっちにしろキセキの世代は全員ぶっ飛ばすしな。「したい」じゃねーよ、日本一にすんだよ」
火神とりおはマジバから出た。
黒子(…)