第9章 番外編:夜桜(銀土沖桂威高/花見?/逆ハー)
神威「馬鹿じゃないノ?俺が先に言ったんだから別に構わないでショ?それとも......殺されたいノ?」
と神威が脅し文句を言うが、まったくそんな様子は見せずに逆に私をお姫さま抱っこをして彼らに見せつけた。
貴「きゃあ!?..え!神威.....//」
いままで男性経験も無く、女扱いもされたことのなかった私には顔をゆでダコにさせるのに充分の行為だった。
神威「だーから、その反応反則。本当にされたいノ?」
と妖しく笑う神威に私は答えられず、そればかりか余計に羞恥が増してさらに口がきつくなった。
銀時「あってめー何やってんだよ!!葵に誘惑されんのは俺だけなんだよ!!」
土方「ちげーよ万事屋!!てか誰にもさせねーよ!!!」
桂「あの.....だから俺は、俺は!!?」
と口々が騒ぐ中(一つだけ部類の違う人がいたが..)、神威はそれも交わして彼らとは反対方向へと走りだした。
貴「うわっ.....!ちょっと神威!?」
神威「あー、そんなに喋ると舌噛んじゃうヨ?それより....あいつらと遊ぶのも面白いと思わない?」
そう言うと彼は川の上をなんなく飛び越え、向こう岸に着地して、また走りだしている。
貴「.....フフッ、それもいいかもね。」
そんな呟きを小さく放ちながら私は神威に思いきり抱きついた。
神威「..え、なんかそれ凄く煽られてる気がするんだけど...やっぱり戦艦に向かう?」
貴「いやいやっ、そうじゃなくって...追いかけっこ..するんでしょう?」
何故か少しだけ照れている神威と見つめあうと二人同時に吹き出し、そのまま後ろを追っている彼らをさらに突き放すように速度をあげた___
番外編:夜桜/fin.