第2章 歌い手
大学での講習を終えて自宅に帰宅した私は真っ先にパソコンの画面にむきあった。
ニコニコ動画を開きさっそく自分の動画にアップされたコメントをみる
『声が透き通ってて大好き!』
『誓歌ちゃんのバラードは最高!』
などといったコメントがいくつもあげられていた。
これらのコメントに私はどれだけ助けられているのだろうか
「今日は何を歌おうかな…」
一通りのバラード曲を歌い終えてしまった
「…三日月姫とか?」
私の頭に浮かんだのは大好きな√5さんの三日月姫
和風テイストで私の大好きな曲
「うん、これにしよう」
こうして私は三日月をカバーすることにした
この動画をきっかけに私の人生は180度変わることになるとも知らずに…