第12章 バレンタイン
「さつき何作ってんだよ」
「クッキーよ!テツくんにあげるの!」
桃井はエプロンをして作っている
「お前さテツ死んじゃうぞ?」
青峰がそういうと桃井は手をとめた
「さつき?」
「大ちゃんの馬鹿!!」
「は?!」
桃井の目には涙が
「大ちゃんは好きな人いないからわかんないと思うけど‥‥‥バレンタインは好きな男の子に女の子がお菓子を渡すイベントなの!!」
「だってお前料理下手じゃねぇか。誠凛の里奈の方が上手いじゃん」
すると桃井は青峰を叩いた
「いってぇな!」
「私は‥テツくんがすきなの!だから手作りのあげたいの!それの何が悪いのよ!!」
「はいはい」