第9章 新たな出会いに踊らされる
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2人は休憩になり、教室を出てリドルが案内をしていた。
リ「こんな時期に編入だなんて、大変だね。」
べ『そうなんですよね、これから同じクラスの子と実力が追いつくようにしないといけないんです』
リ「それはお困り事だね。僕が教えられる範囲で教えるよ。」
べ『え!?いいんですか!?さすがです!』
リ「同じクラスの仲間なんだから当然だよ。」
(……このレッドロビン君…そうとう魔力が高いな、努力もかなりしてきたそうだけど、元の質も望まれているタイプか。)
(ただ、努力しすぎて脆いな。メンタルが弱めにみえる。)
(まぁ、こーいうのは友達になっておくと楽だから適当に話合わせとくか)
べストールはそう思いながら、リドルの話を右耳から左耳と聞き流していた。
べ『ところで君のお名前を教えて欲しい。』
リドルが少し驚いた顔をしていた。
リ「あぁ!紹介していなかったかな?」