第2章 プロローグ
車の中で他愛ない話をしていると、あっという間に学園に着いた。
その学園というのは___ナイトレイブンカレッジ
そこは_四年生の名門魔法士養成学校。
入学できるのは「闇の鏡」と呼ばれる魔法の鏡に、魔法士の養成を認められた者のみである。
私はそこで教師として働いている。
もうそれはそれは、みんなイケメンすぎる!顔がイイ!!!!
違ったタイプのイケメンが多すぎて目の保養に困らない!
そして、私の弟 ヴェネットは闇の鏡に選ばれし者であり、特別でもある。
そもそもこの世界_ツイステッドワンダーランドは見知った世界の先にあるねじれ歪んだ不思議な世界。 魔法を使える人間と使えない人間が共存している。
このナイトレイブンカレッジは全寮制であり、生徒は、入学時に、魂の資質に対応するいずれかの寮に必ず振り分けられる。
学園にはグレート・セブンに倣った7つの寮が存在している。
その寮の紹介は後ほどに。
私の弟が何故、特別かと言うと、グレート・セブンにはいない魂の資質があり唯一、私の弟だけが適したところを見た学園長は私たちに特別枠の寮を用意してくれた。少し遠いが車で行ける距離なので問題は無く、私たちは即了承した。
その寮は私たち2人だけしか適任しない。
それが__