第3章 〝誇張されていく噂話〟
「今回噂が流れたのは、とある生徒にその金色の花を分け与えて相手の病気を治してしまったからかもしれないんだ…」
『な…な、なんて優しい子なの〜っっ!!!』
はぁぁぁぁ…ヴェネットは本当に優しい子だなぁ…
もう、マザー・ヴェネットだわ完全にウンウン
私はあまりの可愛さにヴェネットを抱きしめて頭を撫でた。
『ヴェネットは本当にいい子だよ…』
としばらく抱きしめていたら、いつの間にかヴェネットは眠っていた。
『……………………』
『私のカワイイ弟…』
『〜〜〜♪』
私は歌い始めた。暫くすると歌っている途中に私たちのピアスが光り始めた。
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