• テキストサイズ

ミエナイセカイ【twst】

第10章 仮面は外せない



○○○

扉の開く音が聞こえる。

ヴィ「あ!ヴェネットおかえり〜」

笑顔で出迎えてくれる姉さん。
最近、ますます綺麗になってきている姉さんは誇らしく思えた。

そして幸せそうな顔をしている姉さんを見ると僕も心無しか、少しだけほっとした。

でも____醜い心の僕は奥底で少し痛みを感じた。

『姉さん。ちょっとお願いがあるんだけどさ…』

ヴィ「ん?どうしたの?」

『明日、放課後でもいいからさ実験室貸してほしいんだ…』

ヴィリルは考えてる様子だった。

(明日の放課後は特に使う予定もないし…私が使う名義で紙提出すればいっか。)

ヴィ「うん、いいよ放課後になったらもう使えるようにしとくね。」

『ありがと姉さん。』

/ 181ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp