第2章 あなたと(番外編1~2)
番外編2
※後日談
あれからクレアは、ほぼ常時
スティーブンの家に寝泊まりすることになった。
クレアは、クラウスが借りてくれた家も
あったのでそこが無駄になり申し訳なくもあった。
スティーブンとクレアが恋人同士であることは
ライブラメンバーには明かさなかった。
別に悪いことをしているわけではない、
特に言うこともないだろうと、
スティーブンは言った。
クレアもスティーブンがそう言うなら
しばらくは様子を見ようと思った。
スティーブンの家に、通いで来てくれる
家政婦にはクレアを紹介した。
クレアは、彼女は異世界人だが
優しそうな良いお母さんなんだと思った。
スティーブンは、ライブラではなく
普通の会社員として通っていた。
クレアのことを「自分の婚約者」だと紹介を
したが、クレアはそんなことを
聞いていなかったので「は!?」と驚いたが、
家政婦の彼女に怪しい行動はできなかったので
その場は合わせることにした。
その日は、ご飯の支度を済ませて、
家政婦は帰っていった。
後からクレアは、スティーブンを問い詰めたが
スティーブンはどうしてという顔で
「え?いずれはそうなるだろう?」と
全く悪びれる様子がなかったので、
その場は諦めることにした。
クレアは実際に、スティーブンと付き合って
みると、普段と違ったスティーブンで
驚きも多かった。
クレアの中のスティーブンという男は
クールでかっこいいイメージだったが
少し違っていた。
実際はクレアを「婚約者」にする勝手なところや、
先日、クレアがザップとレオたちとライブラで
楽しそうにゲームをしていると、
家で二人になったとき「僕もゲームをする!」
と言い出し、子供っぽいところにクレアは驚いた。
クレアは、別にゲームなんてしなくていいと
スティーブンを宥めた。
クレアを抱きしめて甘えてくることもあった。
クレアもそんな彼が愛おしかった。