第5章 完結 妊娠していて。それから時は過ぎて・・・
「お腹痛くない?」
そう言って優しい言葉を私にかけてくれる
「嬉しい。あ。今お腹同士に蹴ってた。」
「うそ?無事生まれやすくなれますように。」
どこまで優しいのか。可愛い顔でニコニコして。
陣痛が嘘のように消えて薄くなり安心する。
どっちに似てくるのかな・・・
それから時は過ぎた
双子の子育てに忙しくもあり楽しくもあり
前よりもっと手伝いしてくれるので助かる。
男の子は千鶴
女の子は廻豆瑠
と名づけて社会人へとかなり成長していった
別々に自立するため一人暮らしして働いているそうだ。一番心配しても信じるしかない。
彼らは今どうしてるのか見てみますか?