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サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2

第7章 みなさん?(続)


私が本題を話終えると、パトリシアに言われた。

「…、モテモテではないか。いい話なのでは?」

「モテモテってだけだったら、この場で相談じゃなくて惚気話として話してるんだヨォ!!そうじゃなくて、殴りあいまで発展しちゃうんだってば!」

「…では、僕に乗り換えてはどうですか?」

イソップがいつにもなく真面目な声と顔で言う。

「あ、そう来るの?」

少し戸惑ったが、ここはさらりと無かったことにして流すことにした。

「ねぇ、みんななら、好きな人とかになんて言われたら心鎮まる?」

「私は愛してる、とかかな?」

「僕は一緒に実験しない?かな」

「僕は、私だけを見てとか言われたら悶えますね。さん言ってくださいよ…いて」

パトリシアがイソップに鉄のチョップを喰らわす。ナイス。

「ナワーブは?」

「……喧嘩してる状態で全員を鎮めたい、だろ?」

「うん」

「…う~ん……なにか全員で遊べる遊戯を提案する、とかか?
多分、に良いところを見せようと必死になって白熱した勝負とかが出来るだろ」

「…なぁるほど!!ナワーブ凄い!惚れた!」

「んなっ…別に大した提案してねえだろ」

「いや、唯一役に立つ提案をしてくれたのナワーブだよ!」

ナワーブは、少し照れたように顔を背けた。

「あ、ちょっとトイレしてくる」

私が立ち上がったとき、カキツバタの押し花がポケットからポロリと出た。

「…その花……」

ナワーブが、驚いたように私を見る。

私は膀胱の限界が近づいていたので、ナワーブに微笑みかけてトイレにダッシュした。

あぁ、そうだ、後でカキツバタの花言葉聞きたいんだった。忘れないようにしとこ。
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