サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第1章 その後
「ジョゼフ、このお菓子美味しいね!」
私が褒めると、ジョゼフはすぐに笑顔に戻る。そして、
「口に合ったのなら良かった。それは私の手作りなんだ」
と言った。
私がジョゼフを褒めるとジャックはまた殺気立たせるので。
「はい、あーん」
「は、え、あっ、…はむっ」
とりあえず、私がジャックに食べさせてあげれば、少し鎮まる。
うーん、実に面倒くさい!
「あ、ごめん、二人とも。私美智子さんのところに行く約束してたんだ!」
してないけど。
「おや、そうなのですか。いってらっしゃい」
額にキスされる。
目の前にジョゼフいるんですよ?何してるんですか?
「じゃあね、。また今度お茶しよう」
頭を撫でられる。
…あー、これ、私がいなくなった瞬間にここ戦場になるな。
「行ってきます!」
私はすぐにその場を去った。
そして、ドアを閉めて、耳を当てる。
「、行ってしまいましたね」
「うん。行ったね。さあ、」
「「戦争を始めようか」」
ここまで綺麗に予想が当たることってなかなか無いと思うんだけどな。まあいいや。
「あら、はん、そんなところでなにやっとるん?」
「美智子さんんん!!」