サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第1章 その後
「ジャック、だっこ!」
「はいはい。は本当に甘えん坊なんですね」
ジャックに抱き上げられた瞬間、視点が高くなる。
「わー!!大きくなった気分!」
「ふふ、とジャックは本当に仲が良いね」
近くで見ていたジョゼフに言われる。
居たのか。気付かなかった。
「ジョゼフー!」
ジャックの胸からピョイと飛び降り、ジョゼフの元へ駆け寄る。
足なんて挫いてないよ(泣)
「可愛いなぁ、は。一緒にお茶でもどう?」
「飲む!ジャックもいい?」
「勿論。ほらジャック、殺気立たせてないで、こっちにおいでよ」
「失礼します」
ジャックは椅子に座り、私を膝の上に乗せた。
「ジャックのお膝~♪」
「「可愛い……」」
「ん?」
二人から可愛いって言われた気がするけど、気のせいだな。
「ジョゼフ。は貴方には渡しませんよ」
「ふふ、それはどうかな。が手を取った方が勝ちなんだ」
………そうなんです。
最近、数名のハンターが私を取り合うようになってきたのです。