サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第3章 有言実行
「くわぁぁぁ」
大あくびをする。
寝足りないのかしら。
「ハスターさん、触手ちょーだい」
「やらん。代わりに我の膝の上で寝ろ」
「はぁい」
膝の上によじ登り、横になる。
「むぅ…ばっかりズルいです」
「お前は頭がおかしいんだ。正常な判断と考え方を取り戻してこい」
「…分かった~」
「いや、ではなくて」
「私じゃないの?」
「イライに言ったんだ」
イライの方を見る。
うん、取り戻してきたほうがいいな。
「行ってらっしゃい」
「なっ……まで…!?」
「私はまだ覚えてるからね?レオの思い出でナワーブとイライにされたこと」
「あれは、本当にごめん」
「…?何の話だ?」
「「何でもない」です」
うん、ハスターさんにバレるわけにはいかない!!!