サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第3章 有言実行
「ん……」
目が覚めると、見知らぬ部屋のベッドだった。
「あれ、ここ、どこ…?」
「目覚めたか」
驚いて顔をあげると、ハスターさんが私の顔を覗き込んでいた。
「わ……」
「気分はどうだ」
「あ、かなりいい…です。ごめんなさい、寝ちゃって」
気にするな、と言って頭を撫でてくれるハスターさん。
それが心地よくてもっともっとと求めていると、ハスターさんに言われた。
「お主、そんなだから男共に取り合いをされるのだぞ」
「…?」
「自覚無し、か……」
はぁ、とため息を吐きながらも頭を撫でる手は止めないでいてくれるハスターさん。
ああ~、好き。
「ハスター様ー!ってわぁぁー!!」
部屋にイライが入ってくる。
色々とおかしくないか?
「…イライ。なんでここに来れたの?」
「かくかくしかじかってやつだよ!」
「いつものことだ。あまり気にしなくて良い」
「あ、そうなんだ」
「、ハスター様に頭撫でられてる!ズルい!」
「お前は撫でてやらんぞ」
「何でですかハスター様ぁ!だけズルいですよぉ!」
「あはは…」