第6章 安らげる場所_6章
夜になりマリアは
ベットの上でローに借りた本を読んでいたが、
本を一旦閉じて、水を貰いに行った。
部屋にいないローも
食堂にいるのではないかと思ったが
見当たらなかった。
甲板に上がると、ローが今晩の見張り番だと
いうことがわかった。
ローは本を読んでいたが、マリアが来たこと
に気付き、睨み付けた。
「おい、病人が何勝手にうろちょろしてやがる。
部屋に戻れ。」
負のオーラを纏い、睨み付けてくるロー
に怯んだマリアであったが、
「ちょっとくらい大丈夫!」と言って
ローの隣に座った。
「すごいー今日は星が綺麗だね。」
空を見上げると一面に星が輝いていた。
「チッ、今日は冷えるからな、
星も綺麗に見えるだろうよ、ほら」
と言ってローは置いていた毛布を渡してくれた。
「い、いいよ…ロー被ってて…」
「うるせぇ、病人は医者の言うことを聞け」
「じゃ、じゃあ半分で…」
少し恥ずかしかったが、体を少し寄せ、
毛布を半分ずつ被る形になった。
ローはまた舌打ちをしたが、
諦めてもう一度星を見上げた。
「ロー!見て!流れ星!」
「うるせェ、子供かお前は。」
マリアは流れ星に願った。
「(どうかローが…ってあれ?
私の願いって、ローがって…)」
最近マリアはローのことを
気にしてばかりでもあった。
マリアの今の願いは“革命軍に戻ること”
だったはずだ。
マリア事態も戸惑いつつあった。
「(ローは、この先、どうするんだろう…。
海賊が目覚すのもの、“ワンピース”のためだけに
旅してるわけじゃない…と思う。
殺された恩人…。)」
マリアは難しい顔で悩んだ。