第5章 ドキドキ
「ずっと触れたかった。」
「っ…/////」(なんか…恥ずかしい…。)
「……ねえ…キスしてもいい?」
「!…」
私は首を横に振った。
「お願い、俺今日頑張ったんだよ?」
「っ…。」(た…確かに…。)
「…ダメ?」
「っ…/////」
正直…してみたい……でも…恥ずかしい…。
「…ダメなの?」
「っ…あ…とで……なら…/////」
「!…あとで?」
私はコクコクと頷いた。
「フフッ…じゃあ早く行こ!」
制服から着替え、一緒に夜道を歩いた。
「ねえ、いつしていい?」
「っ…い…家…着いたら…/////」
「そっかそっか!」
ニヤニヤしている黒河さん。
「…////」(そんなに…嬉しい…のかな…。)
恥ずかしい…。繋いでいた黒河さんの手に少し力を入れた。
「…どした?」
「!…」
「…やっぱ…キス嫌?」
「!…」
私は首を横に振った。
「…なんか…あった?」
「い…え…は…恥ずかしくて…/////」
「!…なるほど…フフッ…大丈夫、すぐ終わるよ?ほら、もう着いちゃった。」
「!…」(い…いつの間に…。)