第2章 お試し
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「…あぁ…。」
なんでこんなに日にちって過ぎるの早いんだろうか…。あの日からもう2日が経ってしまった。
「おはようございます。」
「あっ、おはようございます~!」
「おはようございます!」
いつものように休憩室でお化粧をしている高校生達。ちなみに私は大学3年生。大学を卒業するまではここのバイト先で働こうと思っている。
「あっ!そうだ佐野さん!」
「はい。」
「黒河さんって、何歳に見えます?」
「!…え……えっと…。」(び、ビックリしたぁ…バレたのかと…。)
「私的には22とか?」
「あっ!わかる!!」
「私も…そんな気がします。」(聞いたことなかったなぁ…。)
「ですよね!?」
「若く見えますよね!?」
黒河さんは今日も途中から来てくれる。18時に来て21時であがる。
「いらっしゃいませ~!」
「お姉ちゃん2人で!」
「はい、カウンター席かテーブル席、どちらにしましょう?」
「テーブルで!」
「かしこまりました!」
月曜日ということもあり、あまり混んでいなかった。