第14章 友達
「じゃあ皆揃ったし練習始めよっか」
練習が始まった
練習をしていると滝浪がやってきた
「お前らちょっと手止めろ」
「誰?そのひと」
「鳳月やの負担を減らすために指導者を呼んだ」
「堂島晶です」
「堂島さん‥‥」
鳳月は驚いた
(不良やギャルもいる‥何よこの部は‥‥)
「じゃああとお願いします」
堂島は頷いた
「まずは音をひいてください」
「いま曲の‥‥」
「一音一音丁寧にちゃんと弾けないのでは話になりませんよ?」
久遠は音をひいてみた
(だめだ‥この子達‥さとわさんはともかく‥)
堂島は冷たい目をしている
「一音をちゃんと弾けるようになるまでは曲の練習はしません」