第8章 ばあちゃん
「ばあちゃん?」
久遠は頷いた
「じじぃの友達みたいな人。ばあちゃん楽器屋やってる。そこで俺爪買った」
「買った?!」
堺たちは驚いた
「俺本気で箏やりてぇんだ」
「その人にあわせてもらえる?」
鳳月がそういうと久遠は頷いた
「明日の放課後でいいか?今は時間の許す限り練習したい」
「わかったわ」
「先輩滝浪は来ねぇの?」
「来てほしいけど‥‥」
すると倉田は立ち上がった
「倉田どうしたの?」
「ちょっと僕職員室行ってくる!」
そういうと倉田は職員室に行ってしまった
「‥‥なぁ!一回あわせたい!」
「‥そうね。倉田先輩が戻ってきたらあわせるわよ。あと録音も‥」