第27章 俺達も!
「あんた達そろそろあがりな?」
時計をみるとそろそろ一時間がたとうとしていた
「すいません今片します」
「今度の大会ばあちゃん見に来てよ」
「行けるかはわからないよ‥ごめんね愛」
片付けをして楽器屋をあとにした
「じゃあまた明日ね!愛!鳳月さん」
「うん」
鳳月が歩こうとすると久遠も歩き出した
「久遠はあっちでしょ?私と帰り道違うでしょ?」
「道暗いから途中まで‥」
「大丈夫よ」
「嫌だ。俺が嫌だから途中まで送ってく」
鳳月は頬が赤くなり下を向いた
「あっ明日寝坊するんじゃないわよ?」
「任せろ鳳月!授業中に寝るから」
「授業も寝ちゃだめでしょ?」
「鳳月がノート見せてくれるから大丈夫」
「あんたね‥まったくもう‥‥」
鳳月はフフッと笑った