第26章 文化祭
「楽しんでるか?」
「哲生!全部買ってけ!」
「顔出しにきただけだ」
「なんでだよ」
すると高岡は教室を出ていった
「あ!滝浪!鳳月!滝浪呼びいくぞ!」
「え?!ちょ‥」
久遠は鳳月の腕を握り走り出した
「ん?」
滝浪が振り向くと久遠と鳳月がいた
「なんだよお前ら」
「久遠!いきなり掴まないでよ‥あと走っちゃだめでしょ?」
「わりぃわりぃ。滝浪!俺のクラスでなんか買ってけ」
「俺いまからのクラスいくから‥じゃあな」
鳳月と久遠は顔を見合わせた
「滝浪のアホ」
「別にいいじゃない‥先輩のところいくって言ってるんだし」
「‥そうだな」
久遠はそう言って笑った