第24章 相談
「来栖さんちょっといい?」
「何?」
「相談があって‥‥いいかな?」
来栖は頷いた
「夏休み終わったらさ‥文化祭だからさ‥文化祭でやる曲の相談をしたいなって‥」
「全然!全然いいよ!話そう?」
「よかったありがとう」
倉田は微笑んだ
「じゃあ部屋で話そう?」
二人は部屋に戻った
「滝浪先生にも相談したいけど無理かな」
「たぶん一緒に寝てんじゃない?と」
「そうかもね」
倉田はノートを取り出した
「一応候補をあげたいなって思ってさ‥あとで皆と選ぼうかなって」
「流星群って曲さ‥私やったことないからさ‥それはなしでもいい?」
「そうだよね。来栖さんだけ練習増えるの大変だもんね」