第21章 練習
「俺‥サネの恋うまくいってほしい‥‥でも先輩は滝浪と同じ部屋に決まった時点でなんか‥‥サネは平気なふりをしているだけだとおもう‥でも本音は嫌なはずなんじゃないかなって‥」
堂島は堺の肩に手をおいた
「私もどうしたらいいかわかりません‥」
「先生も?」
堂島は頷いた
「あとでさんと話せるときに話してみます。足立くんとは同じ部屋なのであとで話してみます」
「ありがとう‥先生」
「今は自分の練習に集中してください」
「わかった」
そして合わせをすることになった
「じゃあ最後まで通してみろ。間違えてもいいから最後まで弾ききれ」
堂島は録音の準備をした
「準備OKです」
滝浪が手を叩き始まった