第18章 夏休み
久遠が部室に向かうと鳳月が先に来ていた
「なんだお前が先か‥」
「なによ‥悪い?」
「次は負けねぇ!」
すると堺達がやってきた
「先輩達はまだ?」
「まだきてないわよ」
すると滝浪もやってきた
「倉田たちはまだ来てねぇのかよ」
「滝浪!楽譜出来たか?」
「おう持ってきたぞ」
滝浪は楽譜を渡した
「次の大会頑張らないとな‥」
「今度は順位とかあるよな?」
滝浪は頷いた
「一位の高校のみ次行ける」
「まだ大会二回あるよね?」
水原がそういうと滝浪は首を振った
「え?」
「なんだ知らないのか?さっきいっただろ?一位の高校のみが次に行けるって‥次の大会で一位とれなかったらそこでおわりで次はない‥つまり倉田と来栖それにと一緒に箏出来るのは最後になる‥次の大会で勝てばまだ一緒に箏をやれる」