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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第5章 リベンジ! *


意地悪な問いかけにあたふたしながらとにかく兵長から体を離そうとするが逃がさないとばかりに背中に回された腕がまた引き寄せてくる。


「っ…そ、れは…っ…」

「…俺はまた見たいと思ってるんだが駄目か?」


答えない私に追い討ちを掛けるようにチュッと頬へと口付けられる。


「〜…!駄目じゃ…」

「ん?」


その先を託すように優しく問われ、もう頭の中が溶け始める。


「っ…駄目じゃない…です…」


言った矢先、ドキドキが止まらなく顔は熱を灯ったまま。


私の回答に嬉しそうにする兵長は「そうか。なら良かった。」と私を腕の中に閉じ込めて頭を撫でてくる。


兵長を攻めたのは初めてだったし…何もかも手探りで勢いのまました行為だったのに…


まさかまたシテほしいって言われるとは思いもしなかった…。


これは…リベンジして今よりもっと気持ちいいって思ってくれたら…


私は口元を緩めながら兵長の背中に両腕を回す。


「私…頑張りますね…!」

「!…ああ。楽しみにしてる。」


兵長はそっと私の体を離せば唇へと自身のそれと重ね合わせてきた。


軽いキスから再び熱を呼び起こさせるような口付けに…


体の芯が疼き出しているとそれに気付いたのかまた兵長の手が胸へと触れてきた。




___ リベンジするその時は、、と決意を固めてシーツへとなだれ込んでいった。




f i n .
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