第3章 ヒミツの時間 *【現パロ・兄妹】
真剣にそう言われ胸が熱くなる。
「っ…お兄ちゃんっ…」
「約束する。だから俺に付いてきてくれるか?」
そんなの…答え決まってるっ…!!
「…っ、はいっ…!お兄ちゃんについて行きますっ…」
ギュッと抱き着くとそれを軽々と受け止め頭を撫でてくれる。
「…ありがとうな。それと、高校卒業したらここを出て別の場所で暮らさねぇか?邪魔が入らねぇ所でお前と暮らしたい。」
「!…うんっ…お兄ちゃんと一緒に…暮らしたいっ…」
「…!なら良かった。もうお前を何処にも行かせねぇ…」
そう言って私に深く唇を重ねてくるお兄ちゃん。
段々と体が熱くなってきて…すぐさまベッドの上へと寝かされる。
______ もう離さない…
______もう離れない…
二人の想いが絡まりあって甘い空間へと落ちていく。
今夜も二人は未来を夢描きながら禁忌を犯している事も忘れ…愛し合っていった。
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