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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第55章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


貴方に愛して欲しい。

こんな殺し文句があるだろうか。

俺は思った。

やはり添い遂げるなら彼女が良い。

いや、彼女以外考えられない。

「……俺も、お前以外考えられない。動くぞ」

ズッ、じゅぷ。

「んっ…はっ……あぁっ…///」

「くっ…ぁ…」

二人とも気持ちは同じだった。

お互いが大切で、愛しくて……

体が繋がれたことで、心も繋がれたような、そんな充実感に包まれていた。

「大好きよ、義勇」

「あぁ、俺も。愛している」

あの日を境に、俺の中で何かが変わった。

政務の際には意見を進言したり、家臣の職務内容に関しても目を配るようになった。

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