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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第55章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


「そんな顔しないで。……私が私のままでいられたのは、義勇のおかげ」

「俺は何も……」

「うん。でも、義勇の傍が一番落ち着くの」

白藤の指が冨岡の頭を撫でる。

「ふふっ、義勇可愛い」

「可愛いは止めろ」

「えー、なら綺麗」

「綺麗なのはお前だろう?」

「んー、だってこんなに…あ、ちょっと…義勇…」

予告もなく、白藤の耳朶を舐める冨岡に彼女が戸惑う。

「耳は…あっ…何か…違うょ…///」

「違くない…」

白藤は耳も性感帯か?
息が荒くなったし、瞳も潤んで…

冨岡は生唾を飲み込む。

焦るな、白藤を傷つけてはいけない。

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