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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第52章 ピックアップ御礼 鬼滅番付&傷だらけの白雪姫


ヒヒーン。

「どなたかいらっしゃったのですかね?」

「俺が見てくるよ」

「炭治郎、危なくない?」

「大丈夫だよ、カナヲ」

ガチャ。

「どちら様ですかー?」

「ここに姫が居ると聞いたんだが…」

ガタッ。

この声、今見つかる訳にはいかない。

さっき城下町にいた青年!

これ絶対探しに来た王子の声!

逃げなきゃ!

こつん。

小人のベッドに躓く。

そうだ、居留守を使おう。

「白藤姫は居るか」

「居ませ…」

「居まーす!」

素直に答えられてしまった……

白雪姫が寝ているベッド脇に隠れる。

「あれ?さっきまでいたのに…」

クンクン。

「白藤姫さん、そんな所で何してるんですか?」

普通に見つかった。

「炭治郎君鼻良すぎだよ…」

かくなる上は!

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