• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第52章 ピックアップ御礼 鬼滅番付&傷だらけの白雪姫


「おはぎを作れば起きてくれるわよ、きっと」

「白雪姫さん、おはぎ好きだよねー」

「顔はおっかねぇけどなー」

小人たちが口々に白雪姫について語るのを聞きながら……

老婆に扮した妃は白藤姫の美しさに嫉妬していた。

隣の国にこんな美人が居るなんて……何とかして毒リンゴを食べさせ……

「お婆さん」

「何だい、お嬢さん」

「そのリンゴ、一つ頂けませんか?パイを作りたくて」

「もちろんだよ。でもその前に、皮付きのまま味見をしてごらん?とても美味しいよ…?」

手渡されたリンゴを受けとる白藤。

「噛るのですか?」

白藤が口元にリンゴを持っていく。

「オレ様がもらったー!」

「伊之助君!?」

「こら、伊之助!独り占めはダメだぞ?」

「止めるな、権八郎!」

「炭治郎だよ!」

「じゃあ、これは切り分けて、みんなで食べましょうか」

「え?」

皆で?

「お婆さんもいれて、7人分ですね」

「お嬢さん!」

/ 1831ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp