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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第52章 ピックアップ御礼 鬼滅番付&傷だらけの白雪姫


「………失礼しまーす」

聞く相手を間違えたようです。

「もし、そこを行くお兄さんはどこに向かっているのかえ?」

妃が話しかけたのは物悲しげな表情の青年(冨岡)。

「もの乞いに渡す物はないぞ?」

「何を仰います、私はただのりんご売りの婆やですよ」

「ふん、どうだかな。見たところローブも真新しいし、どうせがめつい商売でもしているんだろう?」

「……っ。そういうお兄さんこそ一人で何をしているんだね?一人で」

「供の者の帰りがすこし遅いだけだ。向こうへ行け」

「~~っ。こちらこそ、結構です!」


舞台は城下町から森へ。


「最初からこういう田舎に来ていれば良かったわ。ただあまり人を見かけないわね…森の奥へ、入りすぎたかしら?」

「ハイ、ホー」

「あら?何だか歌が聞こえますね」

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