第52章 ピックアップ御礼　鬼滅番付&傷だらけの白雪姫

「私の勝ちですね」

「マジかァ…」

「じゃあ、次のコーナーで不死川さんには劇に参加してもらいまーす！」

「はァ"？」

「怖い顔しなーい！全ては御館様の為ですよ？」

「あァ？何でそこで御館様が出てくんだァ？」

「白藤の能力を持ってしても全快は難しい状態の御館様に少しくらい娯楽を提供したいじゃないですか」

「娯楽だァ？」

「はい、そのための劇です」

「良い考えだ…」

「悲鳴嶼さんッ!?」

「さすが悲鳴嶼さん、話が解る大人ですね」

「南無…」

「さっ、劇の開演も決まりましたし、不死川さん、悲鳴嶼さんから見た白藤はどんな感じですか？」

「藤姫は慎ましい。幸せを願う…」

「はい、不死川さん」

「ちっ、好きじゃなきゃ通わねェよ」

ぼそっと呟かれた言葉をしっかり記録する。



結果報告↓

悲鳴嶼行冥は白藤の幸せを祈っている。


不死川実弥は白藤に未練がある。