第6章 藤に詩へば＄(無惨裏)

白藤の足を割り開いて舞山が溝を指で撫でる。



ぴちゃり。



充分に濡れそぼったそこは舞山の指を受け入れようと、ひくついている。



「あっ…あっ…舞山様…そこは…///」



恥じらい、身をくねらせる白藤の脚をこれでもかと大きく開かせて舞山はその中心をじっくりと眺めた。

どれ程の時間そうしていたか、白藤が先程以上に蜜を垂らし、そこに小さな水溜まりができた頃、舞山の舌がその液体を舐めとった。



ぴちゃぴちゃ。


粘り気のある蜜を啜りながら、舞山は右手の中指で蜜口を擦り始めた。



くちゅり。



指が蜜壺へと侵入し、やがて小さな壁に隔たれ止まる。




「舞山さま…むじゃん様ぁ…それ以上は……///」




指の出し入れに翻弄され、肩で息をしながら、こちらに視線を向ける白藤が可愛くて。




涙を流し、快感に耐える白藤の何と美しいことか…

溝の上にある突起に、指先が掠める度に白藤が乱れる。