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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第48章 失意の夜$


「そうか。なら、それを…それぞれ色が違うのか?」

「えぇ。白藤さんは色が白いですから…こちらが似合うと思いますよ?」

胡蝶の手に乗っている蛤の中には桜色の紅が入っていた。

確かに色素の薄い彼女の肌に合いそうだ。

「喜んでくれると良いですね」

「ああ…」

ほんの少し唇を綻ばせ、冨岡は帰路へ向かった。

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