第42章 170,000PV御礼 乱れ咲く君$
柱稽古にて、学術指南をするという煉獄の傍らで白藤は炎柱の書の復元に励んでいた。
千寿郎の配慮でたまにこうして二人の時間を確保するものの…
文机に向かう煉獄の横顔に見惚れていると。
「どうした?そんなところにいないで近くに来たらどうだ?」
肩を抱き寄せられる白藤。
「何?近い?いつもと変わらないだろう?今からそんなに赤くなっていては今夜、持たないぞ?」
耳元で囁かれて更に赤くなる白藤を見て杏寿郎が快活に笑う。
今夜?今夜ってそういうことですか?
久方ぶりの逢瀬。
近くにいるのに、あまり触れてくれない彼に違和感を覚えながらも先程の言葉を信じ、作業を続ける。
時折お茶菓子を持ってくる千寿郎君にお礼を言っていると、隠の隊員が白藤に隊服を持って来た。
が…
「着替えて来ます」
と意気揚々とした白藤が待てど暮らせど戻って来ない。
→様子を見に行く。
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→突撃してきた白藤とぶつかる。
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