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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第4章 遊郭潜入大作戦$(冨岡裏)


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翌日。



「アンタ仕込まんでも結構できるんやなぁ。ますます気に入ったわ。これからも気張りや」



どうやら、どこぞの隙間から昨日の行為を覗かれていたらしい。


幸いお客、もとい冨岡が部屋を出てからの来訪だったため、余計なボロが出ずに済んだ。



「へぇ」



ちょうど、白藤に宛がわれた部屋は日の光が入らないようで。



「ひとまず、安心ですね」



まぁ、半人半鬼の半端者だから日光を浴びたところで、急に灰になったりはしないだろうけど。



「おい」



天井裏から宇髄の顔が出てくる。



「宇髄様」

「お前大旦那の誘い断って、冨岡の野郎と宜しくやりやがったな」

「あれは冨岡さんが…」



私だけ責められるのは何だか癪に触る。



「ったく、昼間はあの三人に任せろ。お前は夜、男共から情報集めろ」

「分かりました…」


女郎役は私しかいないのだから、役回りはそうなるだろうと思っていたけど……


汚い男共を相手にするのは、今回限りにしたいものである。


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