第31章 110,000PV御礼 流るるままに$
「おーい、時透。白藤が固まってんぞ?あ、そういやこれ使うか?胡蝶からもらったんだが…」
胡蝶という名前に白藤の体が強張る。
宇髄が取り出した軟膏壺には見覚えがある。
この間、胡蝶に使われた媚薬だ。
「軟膏ですか?」
「ちっ、ちっ、ちっ。ただの軟膏じゃないぜ?媚薬だ、び・や・く」
「媚薬?」
「交ぐわいの時に相手に使うといつも以上に乱れる優れものだ」
「どうしたのだ?藤姫殿」
「私、媚薬は…///」
「何だ、その反応。もしかして、派手にイき狂うのか?」
「絶対、使いませんから!!」
図星かよ。
「煉獄、時透、押さえとけ」
宇髄に指示され、白藤の腕を押さえる二人。
「いやいや、いや!」
「いっぱい善がれよー?」