第13章 好きって何ですか?$
今日一日冨岡のことばかり考えていて余計に意識しているというのに。
「どうした?今日はやけに目をそらすな?」
きゅ。
胸の先端を指の腹で捏ねくり回される。
「ふ…ぅん…///」
声を堪えようと手の甲を噛めば、跡がつくとやんわりと離される。
なんとなく冨岡の顔を直視出来なくて横を見ると、鏡台が目に入る。
そこには滅の一文字が書かれた隊服を着た冨岡に乱されている自分が写し出されていて。
「何を見ている?」
冨岡が鏡台の存在に気付く。
ああと、呟くと何を思ったのか鏡台に私の体が見えるように冨岡が私の後ろに回る。
鏡に裸体を写し出される。
「冨岡さ…///」